2018-06-06 第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
このはじまりの美術館といいますのは、障害のある方々のライフステージに応じた支援を行っている社会福祉法人安積愛育園が運営しているものでございまして、企画、テーマに合わせ、障害のある方々を中心としているアールブリュットや現代アートなど、多様な作品の展示を行っています。
このはじまりの美術館といいますのは、障害のある方々のライフステージに応じた支援を行っている社会福祉法人安積愛育園が運営しているものでございまして、企画、テーマに合わせ、障害のある方々を中心としているアールブリュットや現代アートなど、多様な作品の展示を行っています。
近年、文化芸術の分野においては、アールブリュット、生の芸術等の呼称で、専門的な教育に基づかずに人々が本来有する創造性が発揮された作品が注目されてきております。既成の概念にとらわれないこれらの作品の特性は、文化芸術の発展に寄与しておりますが、その中心となっているものは障害者による芸術作品であり、とりわけ、我が国の障害者による作品は、国際的にも高い評価を得ております。
お尋ねの表現のうち、「専門的な教育に基づかずに」から「障害者による作品であること」までの部分に関しましては、この第二号を定めることとした背景事情の一つを定める部分でございまして、一つには、近年、いわゆるアールブリュット、生の芸術などと呼ばれる作品が高い評価を受けているということ、二つには、そうした作品の中で、我が国においては、特に、障害者の方々がつくられた作品が注目されていることを規定しております。
○林国務大臣 平成二十五年に文化庁、厚生労働省が共同で開催いたしました障害者の芸術活動への支援を推進するための懇談会、ここにおいては、アールブリュットの呼称のもとで評価される障害者の芸術活動や、それ以外の呼称で障害者が生きがいづくりとして行うなどのさまざまな文化芸術活動が大きな意義を有するのではないか、こういう議論がなされております。
近年、文化芸術の分野においては、アールブリュット、生の芸術等の呼称で、専門的な教育に基づかずに人々が本来有する創造性が発揮された作品が注目されてきております。既成の概念にとらわれないこれらの作品の特性は、文化芸術の発展に寄与しておりますが、その中心となっているものは障害者による芸術作品であり、とりわけ、我が国の障害者による作品は、国際的にも高い評価を得ております。
御指摘の芸術上価値の高い作品等について規定しておりますのは、近年、アールブリュットなどの呼称で障害者の方々の作品が優れた作品として高い評価を受けるようになっているにもかかわらず、そうした作品等についての支援が十分ではなく、それらが世に出ないままとなっていることや、また、販売、公演等の事業化が円滑に進んでいない、こういった課題があることがございますので、特にそれに対応する必要があったからでございます。
なぜこのタイミングでそういう障害者との取組を始めたのかというところなんですけれども、いわゆるアールブリュットという言葉があります。それはフランスで百年ほど前に生まれた言葉で、いわゆる美術というものは美術の歴史があります。
アールブリュットという障害者の芸術がございますけれども、こうした障害のある方々が個性や才能を生かして生み出した表現の魅力を広く知ることは、様々な価値観を受け入れる共生社会の実現に大きく寄与すると考える次第でございます。
そこで、先ほど御指摘をいただきましたアールブリュットを始め、障害者の方々の芸術作品はその高い芸術性が国内あるいは国外で高く評価されています。しかし、高く評価されていると同時に、埋もれている才能もたくさんあるのも事実なんだろうと思います。 一昨年、御紹介をいただきましたが、芸術活動など様々な分野で活躍する障害者の方々を官邸にお招きをいたしまして、芸術作品を拝見をさせていただきました。
御指摘のアールブリュットを始めとして、障害のある方々の芸術作品の中から、既存の価値観にとらわれない芸術性から国内外で高い評価を受ける芸術作品も数多く出ておりまして、これまでの芸術の評価軸に影響を与え、芸術の範囲に広がりや深まりをもたらしまして、芸術文化の発展に寄与を更にしていくのではないかと考えております。
同年の十月には、文部科学省におきまして、「心がカタチをもつとき」というふうに題したアールブリュット展が開催をされました。
○田村国務大臣 アールブリュットのお話が出ました。 実は、私の地元でも、芸術活動、これは音楽も含めてでありますけれども、やっておられる施設がございます。年に一回、必ず増上寺の展示会室でそれを展示する。本当にすばらしい絵でございまして、結構、何十万かで売れていくというようなものもあるわけでございます。
その中で、大臣がアールブリュットに触れられていて、関係者の皆さんからも、さすが田村さん、アールブリュットについてちゃんと触れたねという感心の声が上がっていたんです。
三つ目に、地方公共団体が主体となって企画する優れた文化芸術の創造発信事業に対する支援を行う中で、具体例申し上げますと、今年度は地方公共団体が行います、障害のある方が創作する美術作品、先生がおっしゃいましたアールブリュット作品でございますけれども、この展示等への支援を行っております。
○衛藤晟一君 是非、このアールブリュット、よろしくお願いします。 さらに、我々も、御承知のとおり、テレビや映画での手話通訳とかあるいは字幕化とか副音声化とか、いろいろなことを取り組んでおるわけでありますけれども、もっと早く進められるように、これは経産省も入りますけれども、皆様方、御理解と御協力を是非お願いしたいと思いますので、要望だけさせていただきました。
近年、日本の障害者の芸術作品については、日本のアールブリュットとして国際的に高い評価を得ています。二、三年前よりスイスやフランスでの展覧会、そして今年四月からは、オランダを皮切りにヨーロッパ七か国を巡回する展覧会がスタートしました。国内的にも、国内の各美術館でアールブリュットをテーマとした展覧会が開催されるようになりました。
例えば日本のアールブリュット作品は国際的にも高い評価をフランス等で大変いただいているわけでありまして、さらに、そういう意味では障害者の文化芸術活動を振興していく必要があるという具合に思います。今後、厚生労働省そして文科省は、是非そういうところに配慮していただきたいという具合に思います。
また、これはヨーロッパにおきましても、正規の美術教育を受けずに、自分の内側から生まれる衝動のままに創作された作品は、フランス語でアールブリュット、生の芸術というふうに呼ばれておりまして、社会に広く普及をしております。
こういったものというのは、今世界各国では本当に、何というか、一つのアートのジャンルとして、アウトサイダーアートとかアールブリュットというふうな名前で呼ばれています。